内容説明
男女の愛を情熱的に歌いあげた詩が、なぜ聖書となったのか―雅歌に描かれる多彩なイメージ、エジプトの恋愛詩との関連等に着目し、ほとばしる愛のドラマの一語一語を紐解いていく。
目次
緒論(正典としての位置、寓意的解釈、起源;豊穣神崇拝との距離;文学的構成;著者と年代;本文の内容による区分)
注解(表題(1:1)
恋人を慕うおとめ(1:2‐4)
おとめの困惑(1:5‐8)
称え合いの言葉(1:9‐17)
高まる称揚(2:1‐7) ほか)
著者等紹介
スネイス,ジョン・G.[スネイス,ジョンG.][Snaith,John G.]
1955‐7年にオックスフォードの学部生としてヘブライ語を学んでいた
竹内裕[タケウチユウ]
1969年生まれ。早稲田大学法学部卒業、東京大学大学院総合文化研究科超域文化科学専攻修士課程修了、同大学院博士課程中退。現在、熊本大学文学部准教授(旧約聖書学、ヘブライ思想専攻)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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