内容説明
律法か、信仰か。論敵が伝える「他の福音」に動揺する諸教会に自らの伝えた福音にとどまるよう勧告、パウロの信仰義認論を決定づけた論争的書簡の背景を精密に説き明かす注解書。
目次
緒論(真筆性;ガラテアと宛先教会;執筆事情;執筆年代と執筆地 ほか)
注解(前書き―一・一‐五;反対者に対する非難―一・六‐一〇;パウロの福音と使徒職の正当性―一・一一‐二・二一;律法と信仰―三・一―四・三一 ほか)‐四・三一
著者等紹介
山内真[ヤマウチマコト]
1940年、大阪市に生まれる。東京神学大学大学院卒業後、日本基督教団吉祥寺教会の伝道師を務める(1967‐1969)。その後、エディンバラ大学大学院(哲学博士号取得)、テュービンゲン大学に学び、日本基督教団鎌倉雪ノ下教会伝道師を経て(1973‐1975)、東京神学大学に奉職。現在、同大学新約聖書神学教授、学長
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