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内容説明
「告知」の意義を問う医師のあたたかい息吹を受けとめ絶望の淵から希望の泉へいのちを見つめなおした5人の証言。
目次
光に至る道は
癒しと告知
がんを自覚して生きる
さしだされていた神の手
信仰のうちに深く呼吸を
いのちを告げる―がん告知の意義
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
がんぞ
3
92年、刊行。二十数年前「病死の1/4がガン死」とは言え(現在では罹病1/2、死因1/3)まだ告知は一般的ではなかった。『巨人の星』で主人公の恋人が自身の病名を黒色肉腫と知ったのは立ち聞き、主治医は「悟り澄ました高僧と見込んで告知したが、見苦しく取り乱した患者もあった…」死を覚悟し彼女は…/キリスト教信仰により“死は生の限界、しかし神は死の限界”隅谷の例では5ヶ年計画、主治医は「第二次は3年にした方が…」。ヨーロッパでも告知1、2割だがアメリカでは“残された時間を有効活用できなかった”訴訟を恐れ100%に2014/06/18