出版社内容情報
裏磐梯は四季折々に自然美を呈し、風景撮影の宝庫となっている。その美しさを鋭い視線で捉える。
内容説明
美しい裏磐梯は、大災害によって生じたものである。明治21年7月15日に磐梯山が爆発し、その火山活動によって川がせき止められ、現在の湖沼が誕生した。一方で、500人近くの生命が奪われたのもこの時だった。素晴らしい自然と、この地が背負っている悲哀の歴史。著者の初めての写真集。
目次
春の幻影(水辺の萠芽;緑紅に映える ほか)
夏の耀き(朝のひと仕事;はるかなる誘い ほか)
秋の紅彩(蒼冽の滝;黄落の風 ほか)
冬の静寂(氷度の流れ;氷紋のメロディー ほか)