内容説明
現場では「相談しづらい」問題、「対人関係」の問題、今後の「キャリアについて」の問題など、199問に厳選してお届け!
目次
第1編 顧問弁護士編(依頼者からの厳しい要求に応えるために;依頼者のビジネスプロセスを理解する;依頼者との関係を構築し、深める)
第2編 法務パーソン編(ビジネスパーソンとして役割を果たすために;気をつけるべきコミュニケーション;重要なキーパーソン対応 ほか)
第3編 キャリア編(顧問弁護士としてのキャリア;インハウスとしてのキャリア;社内価値と市場価値を上げる ほか)
著者等紹介
dtk[DTK]
法学部卒業後に入社した会社で法務部配属及び社費留学で米国ロースクールLLMコース修了。その後日米の企業で企業法務の担当者・管理職を経験。その間に米国ニューヨーク州弁護士登録及び日本の司法試験に合格。司法修習後、弁護士登録。弁護士事務所勤務を経て、現在日本の上場企業の法務部門長として勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
大先生
9
本当に若手向けの本でした(笑)修習生と若手インハウスは一読すべきかと。ある程度経験を積んだ人には常識的な内容です。私は法律事務所もインハウスも両方経験していますが、ワークライフバランスはインハウスが圧倒的に良いです。なんたって労働法で守られますからね。ただ、インハウスは訴訟代理人になる機会が少ないのが残念なところ。準備書面の作成こそ有資格者の腕の見せ所なのに。あと職場で「先生」とは呼ばれないのが少し悲しい(笑)自分が何を大切にしたいか、経験を積みながら考えればいいと思います。健康第一が前提ですが。2025/08/31
Yuichi Tomita
3
企業法務、キャリアに関するQ&Aをまとめたもの。 著者3名の経験に基づく見解であり、個人の意見として、参考になるが中には「そうかなぁ」という点が無きにしも非ず。企業法務の所は守秘義務との兼ね合いでどうしても抽象的な言い方になり、分かりにくいことも否めない。 目からウロコとはならなかったのは、もはや若手ではないからか。2023/05/31