目次
第1章 外国人の受入れに関する政策とそれを実現するための法制度(「外国人の受入れ」とは?;外国人の受入れに関する政策とそれを実現する法制度)
第2章 外国人の受入れに関する政策の変遷(外国人の受入れに関する政策と入国管理法制;外国人の受入れに係る入国管理法制の変遷 ほか)
第3章 外国人の受入れの拡大と入国管理法制の再整備(外国人の受入れの拡大と促進;平成21年の入管法と住民基本台帳法の改正)
第4章 今後の展望(外国人の受入れ範囲の拡大;今後の受入れ範囲に関する考え方の整理 ほか)
第5章 未来へ向けたグランドデザイン(中長期在留者の適正な在留と安定した生活;広義の在留管理のために必要な基盤の整備)
著者等紹介
〓宅茂[タカヤシゲル]
1951年2月12日生まれ。1977年3月東京都立大学大学院社会科学研究科基礎法学専攻修士課程修了。1981年3月東京都立大学大学院社会科学研究科基礎法学専攻博士課程単位取得退学。4月法務省入省。法務省入国管理局入国在留課長、同総務課長、福岡入国管理局長、法務省大臣官房審議官、東京入国管理局長などを歴任。2010年12月法務省入国管理局長。2013年3月法務省退官。2015年4月日本大学総合科学研究所教授。2016年4月日本大学危機管理学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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えちぜんや よーた
83
入管に関する行政技術の本なので民間人のシロウトが1回読んで理解するのは難しい。印象論でしか語れないが、2015年ぐらいからご都合主義で法律が書き換えられているような気はする。人口は少なくなるが、人手が決して足りていないわけではない。なぜならホワイトカラーには潜在的な失業者が500万人くらいはいると見積もられているからだ。社内失業者を抱えた状態で、単純労働者を移民として受け入れることは将来に向かって争いの火種を残すことにならないか。「人が足りません」→「では法律を書き換えましょう」では安易すぎる。2019/03/03