出版社内容情報
養老孟司が二一世紀初頭の日本を定点観測。小泉内閣発足、9・11同時多発テロや北朝鮮問題、地球温暖化論や「新しい歴史教科書問題」を考察して、日本に欠けている常識やイデオロギーについて語る、名著の復刊。
【目次】
第1章 「常識」のズレを伝える
第2章 「学問」のズレを伝える
第3章 「教育問題」のズレを伝える
第4章 「政治と経済」のズレを伝える
第5章 「外交問題」のズレを伝える
第6章 「原理主義」のズレを伝える
第7章 「環境問題」のズレを伝える
内容説明
世の中のさまざまな事件や問題を定点観測。判明したのは、著者の関心と世間の関心のズレだった。現代社会が抱える病巣を詳しく解説しながら、「ズレ」の正体に迫る。都市化の進展が避けられないいま、「一度しかない人生を、どう生きたいのか」を読者に問う。「人生の意味を問い続ける大切さ」を教えてくれる名著の復刊。
目次
第1章 「常識」のズレについて
第2章 「学問」のズレについて
第3章 「教育問題」のズレについて
第4章 「政治」のズレについて
第5章 「外交問題」のズレについて
第6章 「原理主義」のズレについて
第7章 「環境問題」のズレについて
著者等紹介
養老孟司[ヨウロウタケシ]
1937(昭和12)年、鎌倉市生れ。東京大学医学部卒。東京大学名誉教授。専攻は解剖学。1989(平成元)年『からだの見方』でサントリー学芸賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。