出版社内容情報
遠藤 英嗣[エンドウエイシ]
著・文・その他
内容説明
任意後見契約740件作成実績のある公証人が認知症高齢者を支える家族や市民後見人のために解説。新しい地域支援型後見制度を紹介。市町村が取り込む「地域後見センター」の在り方も説明。
目次
序章 家族と地域後見人
第1章 地域支援型後見
第2章 成年後見制度の概要
第3章 法定後見制度の概要
第4章 任意後見制度の概要
第5章 後見事務の内容
第6章 任意の財産管理契約と死後事務委任契約
第7章 福祉型家族信託(配偶者・親なき後問題を信託で)
第8章 認知症と後見
「あとがき」にかえて―私の「公的・地域後見センター」構想
著者等紹介
遠藤英嗣[エンドウエイシ]
宮城県生まれ。東京法務局所属公証人(蒲田公証役場)。日本成年後見法学会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Hisashi Tokunaga
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成年後見制度における法制の諸問題はさておき、任意後見制度がその中核であることを筆者が強調するのは、氏が公証人だからとするのは深読み過ぎるか? 蒲田公証役場を拠点にされているんだが、氏が強調する地域成年後見支援がその地元で燃え上がららないのは何故?任意後見を中心にする地域後見制度の提唱は傾聴に値する。2016/03/30
ミントン1209
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民事信託でも知られる公証人 遠藤英嗣氏の最新著。成年後見制度(任意後見を中心に)の概要から契約まで充実の解説本です。業務用に購入しましたが、随所に現役市民後見人の声がおさめられているので、身近なこととして考えやすくなっています。制度理解の中心におきたいと思います。2015/05/18