出版社内容情報
遠藤 英嗣[エンドウエイシ]
著・文・その他
内容説明
高齢者・障害者のための「家族信託」、相続対策の「事業承継信託」(文例追加)、分かりやすい解説と役立つ豊富な文例。すぐに活かせる福祉型信託等文例15例、自己信託文例6例、受託者法人定款文例を掲載。
目次
第1編 信託の基礎を知る(信託とは何か、信託の基礎を知る;福祉型信託に代表される、民事信託を知る ほか)
第2編 新しい信託を知る(新しい信託法;信託の設定 ほか)
第3編 自己信託を知る―家族信託としての自己信託の活用に向けて(自己信託とは;自己信託の設定と効力発生 ほか)
第4編 福祉型信託を活用する(高齢者福祉型信託;障害者福祉型信託(「親なき後支援信託」) ほか)
第5編 新しい信託に挑戦する(持込み信託(注ぎ込み信託)
事業承継信託と事業信託 ほか)
著者等紹介
遠藤英嗣[エンドウエイシ]
宮城県生まれ。東京法務局所属公証人(蒲田公証役場)。日本成年後見法学会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yoshiki2j
0
信託は、財産管理の方法として、かなり使えるものだと思う。 たとえば、、 前婚の配偶者との間に子どもがいて、後婚の配偶者との間には子どもがいない場合、後婚の配偶者にすべての遺産を相続させると、後婚の配偶者が亡くなるとその配偶者の親や兄弟に当該財産が相続されてしまう。信託を使えば、正確な表現ではないが、後婚の配偶者が亡くなった後に前婚の子に財産を移転させることも可能になる。 子どもが障害者や浪費家の場合、信託を使えば、親亡き後に財産を子が亡くなるまで適切に管理することが可能になる。 2018/03/31
-
- 和書
- ザ・ソ連軍