目次
1 総論(歴史地理学における野外調査の意味;歴史地理学における野外調査の留意点;地域変化とその構造;関東地方縁辺部の歴史地理学)
2 那須高原(那須高原扇央部旧集落の生活様式の変遷―那須塩原市上横林地区を事例として;西那須野における開拓集落の変容と地域的特色―那須開墾社開拓地を事例として)
3 秩父(小鹿野の町形成と商業の展開;秩父山間集落の存立基盤とその変質―両神村薄を事例として;秩父大宮の都市形成と商業の変遷;秩父の絹織物産業に関する一考察―江戸期から近代へ)
4 銚子(港町銚子の機能とその変容過程―とくに興野地区の特徴形成と他国出身者の役割に着目して;銚子飯沼地区における河岸の景観変遷と商業活動;下総国海上郡高神村における紀州移民の動向;漁業集落における家族就業構造と女性のはたらき―銚子沿岸集落を事例として)
5 三浦半島(三崎におけるマグロ漁業根拠地の形成と商業活動の展開;三浦半島南部における野菜生産地域の発展とその歴史的基盤―下浦を事例として)
著者等紹介
石井英也[イシイヒデヤ]
1944年栃木県生まれ。1972年東京教育大学大学院博士課程修了。現在、筑波大学大学院人文社会科学研究科歴史・人類学専攻教授、理学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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