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内容説明
右肩上がりの仏事・葬儀ビジネスを現職の僧侶が怒りの告発。仏教界や葬儀業界の反発は必至タブーの暴露で“仏事を醸す”書。
目次
序章 坊主は出すものはベロを出すのもイヤ
1章 葬儀ディレクター「葬儀社」に操られる坊主
2章 僧は俗より出でて俗よりも俗なり
3章 どの宗派も「お釈迦さま山」の頂点を目指す旅
4章 坊主の不信仰
5章 坊主の仏事は間違いだらけ
6章 こんなお寺や坊主とつきあってはいけない
著者等紹介
千代川宗圓[チヨカワソウエン]
昭和25(1950)年、岩手県生まれ。曹洞宗天長山迎福寺(千葉県印旛村)の三十世住職。駒澤大学仏教学部在学中から、自由民主党の故・山村新治郎代議士(運輸大臣、農林水産大臣などを歴任)の書生となり、のち秘書。その間、二十七歳にして、航空業界で起業。航空運航支援会社を経営し、日本航空系企業の取締役も務める。五十歳で一念発起し、五十五歳で父であり師でもある二十九世祖田耕宗和尚の跡を継いで、迎福寺住職になる。人呼んで“仏教界の異端児”(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Humbaba
2
坊主といえども人間である.むしろ,俗人よりも更に俗っぽい要素を持っているとすら言える.日本人が宗教から離れつつあるのは,そのような生臭坊主が増えてきていることに起因しているといえるだろう.2011/10/25
naagita
0
実業家出身の僧侶(曹洞宗)によるお坊さん&葬祭業界の暴露本。ちょいちょい自慢話挟みつつも顧客重視の視点で「成長産業」である葬式儀礼にからみついた不透明で不条理な現状を斬っていく。葬式仏教だってまじめにやれば仏教復興になるぞ、という鼻息の荒さはけっこうおもしろい。2009/07/14
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