内容説明
“野球必敗法”69から学ぶ負けないチームへの道標。
目次
第1章 1勝7敗からの逆襲―高知躍進のカギは「やるべきことをシンプルに」(走者二塁からのヒットで得点できない;先制点を奪えない ほか)
第2章 甲子園最多の9連敗でストップ―盛岡大付“苦悩からの脱出”(エースを信頼し過ぎる。エースを代える勇気がない;自分の思ったことではなく、野球界のセオリーを選択する ほか)
第3章 30イニング無得点に終止符―旭川工・佐藤総監督のキーワードは“積極性”と“思い切り”(緊張など平常心でプレーできていない選手で勝負をかけてしまう;キャッチボールができない ほか)
第4章 甲子園最多敗戦、福井商・北野前監督が語る―高校野球の監督は“ガマン”と“ロマン”(外野手がゴロを後逸する;我慢、徹底ができない ほか)
第5章 甲子園最多勝、智弁和歌山・高嶋監督が語る「あの5連敗があるから今がある」(相手のレベル、その年の全体のレベルを知らずに戦う;スクイズを外される ほか)
著者等紹介
田尻賢誉[タジリマサタカ]
1975年神戸市生まれ。熊谷高(埼玉)‐学習院大を卒業後、ラジオ日本勤務、アメリカでの日本語教師ボランティアを経て独立。スポーツジャーナリストとして高校野球、プロ野球、メジャーリーグなど幅広く取材活動を行っているほか、中高生、指導者への講演活動も行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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- 評価
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感想・レビュー
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ばりぼー
47
野球に必勝法などなく、あるのはこれをやったら勝てないという「必敗法」のみ。やってはいけないのが3B(四死球、バント失敗、ボーンヘッド)+E(エラー)であり、それを出さないための練習、それが出てしまった時の練習をどれだけやっているか、3B+Eを想定してJK(準備・確認)を徹底せよというのが趣旨。甲子園最多敗戦の記録を持つ福井商・北野前監督の「指導者が指導力を磨く以外強いチームは作れない。選手がいないとか能力が低いとか、選手のせいにしてはいけない。」という言葉を、自分を含めて全ての指導者が肝に銘ずるべきです。2015/02/21
kaikoma
1
甲子園に出るだけで素晴らしいのに、更に高みを目指す学校の監督さんのコメントは、とても参考になります。常連校だと出場が春夏、二年連続だったりするので、打順が変わっていたり、代打が主力になっていたり、そういう見方が出来るのも中々楽しいです。2021/12/29
ひよこ
0
高島監督がベンチ前で仁王立ちする訳2017/11/18
こみやま
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図書館本2016/11/22