美しい黒星

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 245p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784817203052
  • NDC分類 788.1
  • Cコード C0075

内容説明

相撲人生の最終盤。負ける姿しか知らない子どもに、勝つ姿を見せたかった。妻は言った。「まだ後三番残ってるじゃない。」初土俵:全休、最終場所:全敗。人生ずっと相撲道。元小結の家族と友情の物語。

目次

第1部 妻・栄美のインタビュー
第2部 垣添徹自伝(小学校時代―父の背中をみて;中学校時代―恩師との出会い;高校時代―伝統ある相撲部で;大学時代―ホームシックとの戦い;入門―じん帯の手術からのスタート;現役時代―入幕後三場所で三役入り;家庭をもつ―女子相撲のチャンピオンと結婚;引退―三役経験者が幕下で全敗)
第3部 親友・宮本一輝のインタビュー
第4部 親方として―美しい黒星を誇れる力士を育てるために

著者等紹介

垣添徹[カキゾエトオル]
1978年8月12日大分県宇佐市生まれ。日体大4年で学生横綱。2001年、武蔵川部屋(現・藤島部屋)に入門し、03年3月場所に十両昇進。同年7月場所で十両優勝、9月場所に新入幕。04年3月場所小結昇進。12年3月場所、幕下で7戦全敗を喫し、4月に引退発表。通算成績は388勝430敗15休(幕内在位43場所)。現在は藤島部屋付きの雷親方として後進の指導にあたっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

anken99

0
三役を務めながらも幕下転落後、その幕下で全敗・・・。不名誉とも取れる記録を持ちながら、その裏で、最後まで土俵を務めきった力士、垣添。その引退劇は、テレビ「バースデイ」でも見たことがあった。本書は単なる自伝本ではなく、本人、妻、そして大学、部屋と常にそばにいた剣武関の記述の3本立てという構成からなる。それぞれの立場での視線は興味深い。何より読みやすかったが、それは字が大きいせいか?リハビリ中に交流があったというレスラー、ブラックキャットさんの記述は泣けた。2014/08/13

ao-king

0
一目見た感想は「文字でかい」「もうちょっと漢字使ってもいいんじゃないか」。文字が大きいのは時代的に多くの本がそうなっているとは言え、それと比較しても大きい。漢字については、それほど難読性が高いとは思えない漢字も平仮名になっているのはちょっと違和感がある。小中学生にも読んでもらいたい、という考えがあるのかもしれないが…。内容は良くある力士の自伝パターン。奥様のインタビューが入っているのは面白かったけれども、ちょっとボリュームが物足りなかった。もう少し突っ込んだ話を聞いても良い気がする。2013/07/19

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/6862422
  • ご注意事項

最近チェックした商品