出版社内容情報
「失われた10年」以降の最大の課題の一つである、日本の雇用・労働問題を社会・制度・国際比較から分析し、大胆かつ解説的に見とおした一冊。
目次
働き方の多様性とセーフティネットはなぜ必要か
第1部 日本の失業(日本の失業率:現状分析;誰が失業しているのか:内訳 ほか)
第2部 雇用保障と雇用保険(雇用保険とは何か:歴史と現状;雇用保険は有効に機能しているのか:モラルハザード ほか)
第3部 ワークシェアリング(いまなぜ議論されるのか:歴史と現状;ワークシェアリングに効果はあるのか:海外に学ぶ ほか)
第4部 働き方の多様性を実現する(女性の働き方:環境・税制・社会保障;高齢者を労働市場に取り込む ほか)
著者等紹介
橘木俊詔[タチバナキトシアキ]
京都大学大学院経済学研究科教授。1943年生まれ。ジョンズ・ホプキンス大学大学院博士課程修了(Ph.D.)。京都大学助教授を経て、現職
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