内容説明
データベースの基礎知識を身につけたい人を対象に、その理論と実践をわかりやすく解説。それぞれのテーマについて「なぜそれが必要なのか」を具体例に基づいて説明しているため、イメージが湧きやすい。データベースの基礎知識をしっかり抑えると同時に、オブジェクト指向データベース、XMLデータベース、インメモリデータベース、経営情報として重要なビジネスインテリジェンス、データベースに求められるセキュリティなど、最近の重要な動きについてもわかりやすく解説している。
目次
第1章 データベースの基礎
第2章 データベースの種類
第3章 データベース言語(SQL)
第4章 論理データベース
第5章 物理データベース
第6章 レコードの検索方法
第7章 データベース管理システム(DBMS)
第8章 データベースの法的保護とセキュリティ
第9章 データベースのトピック
著者等紹介
島田達巳[シマダタツミ]
摂南大学教授、東京都立科学技術大学(現・首都大学東京)名誉教授。1939年富山県生まれ。1961年中央大学法学部法律学科卒業。(株)明電舎、(財)日本生産性本部経営指導部主任経営コンサルタント、横浜商科大学教授、東京都立科学技術大学教授を経て現職。大阪市立大学博士(経営学)。主な著書に『日本的OAの構想と展開』(白桃書房、1983第16回経営科学文献賞受賞)、『地方自治体における情報化の研究―情報技術と行政経営』(文眞堂、1999第15回テレコム社会科学賞、2000年度日本社会情報学会優秀文献賞受賞)などがある
國友義久[クニトモヨシヒサ]
元大阪成蹊大学現代経営情報学部現代経営情報学科教授。1961年東京都立大学(現首都大学東京)工学部電気工学科卒業、1961年理研光学(現リコー)(株)を経て、1964年日本IBM(株)入社、SE、システムサイエンスマネジャー、研修主管、研修コンサルテーションプログラム担当などの職種を歴任、1994年長野大学産業社会学部産業情報学科教授、2003年大阪成蹊大学現代経営情報学部現代経営情報学科教授、2008年3月退職。IBM時代から、情報システム開発関連の業務に従事、日本にソフトウェア工学を初めて紹介した草分けの一人。著書多数
小田圭二[オダケイジ]
日本オラクル(株)コンサルティングサービス統括本部シニアプリンシパルコンサルタント。1996年明治大学理工学部情報科学科卒業、同年日本オラクル(株)に入社、約4年間にわたって社内エンジニア教育を仕事とし、データベース、OS、ネットワーク、システム構築といった各種技術を教える経験を積んだ。その後、コンサルタントに転向し、主にミッションクリティカルシステムに対するコンサルティングを行い現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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