内容説明
本書は、上・下巻合わせて15章からなる数学の読み切り短編集です。上・下巻のどこでも興味のある章からつまみ読みしてください。数学に文字どおりの美しさを見る人は少ないのかもしれません。本書では、若い人たちの柔軟な感覚にあやかって、すてき、おもしろい、かっこいい、あざやか、意外、不思議、神秘的などを全部ひっくるめて「美しい」という言葉で表現しています。
目次
8 びっくり確率―それでも奇跡は起こるか
9 うっかり確率―情報が確率を変える
10 極限と無限のミステリー―メルヘンの世界に遊ぶ
11 論理の流れを繰る―トートロジー物語
12 座興の数学―数学パズルに挑む
13 おかしな図形―トポロジーのつまみ食い
14 きれいな図形―三次元空間を彩るポーズ
15 かっこいい数学モデル―喜びも悲しみも対数曲線に沿って