張り子―伝統から創作へ (新装版)

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張り子―伝統から創作へ (新装版)

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  • サイズ B5判/ページ数 127p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784817081025
  • NDC分類 759
  • Cコード C0072

内容説明

「張り子」というと、ちょっと古い時代の郷土玩具というイメージがあるかもしれない。しかし五十嵐健二の張り子作品は違う。江戸時代からの伝統を踏まえ、自らのものと消化させて現代の張り子を創作している。全国各地で作られてきた張り子は後継者が無いことからどんどん廃絶へと追い込まれているが、かつては土人形と人気を二分した郷土玩具の代表者であった。本書は過去のものとしてではなく、未来へと続く仕事に取組む張り子職人技を紹介する。

目次

五十嵐健二張り子作品選(招き猫(招き猫・子福招き猫・手長招き猫・猫娘)
虎(首振り虎・清正虎退治・座り虎・口上虎・加藤清正虎退治)
達磨(達磨・白達磨・達磨背負いお多福・達磨抱き猫・達磨抱き狐・おかめ達磨・姫達磨・重ね達磨・姫達磨抱き猫)
天神(天神・牛乗り天神・馬乗り天神) ほか)
張り子の基礎知識 張り子の歴史と造形―新しい創作張り子への誘い(伝統から創作へ―異色の張り子職人、意気と張りとユーモアとで30年;張り子の製作―首振り虎を作る;座談会・「独楽屋」と「張り子屋」の職人問答(広井政昭;大賀紀美子;五十嵐健二)
思い出のコレクションから ほか)

著者等紹介

五十嵐健二[イガラシケンジ]
1943年生まれ。武蔵野美術大学卒業後、蓮見豊七氏に師事。1967年より本格的に張子人形制作を開始。日本郷土玩具館、有楽町マリオン、銀座松屋、京都大丸、神戸大丸の美術ギャラリーで個展を開催するほか、全国の百貨店や海外でも作品展を開催。平成元年、(有)春日部張子人形店を設立。玩古庵と号して今に至る。その他各種メディアにも紹介多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。