出版社内容情報
剛柔流空手の流祖、宮城長順先生の最後の内弟子、新垣修一先生の生涯を辿る伝記。生い立ちから、内弟子としての修行時代、剛柔流普及活動、晩年の沖縄での貢献までを描く。新垣先生の哲学、技術論、人生観までも網羅した。
【目次】
内容説明
「君にはそれを次の世代に伝える義務がある」稀代の武道家が歩んだ、謙虚で質素な「空手即生活」の生涯。貴重な資料・写真を多数収録。剛柔流の真髄が、宮城長順の教えが、今、明かされる―。伝説の流祖・宮城長順が最晩年に託した空手の真実。戦後の混乱期、誰にも語られなかった師の素顔と、その技の全てを、最後の直弟子・新垣修一が語り遺した。
目次
第一章 新垣先生の家系(祖父・新垣隆功;隆功先生と宮城長順先生;父・新垣隆優)
第二章 新垣修一先生伝(宮城長順先生の弟子となる;長順先生の指導;東京へ;故郷、沖縄へ)
第三章 新垣先生の教え(新垣修一先生「備忘録」より;剛柔流について;東恩納寛量先生のエピソード;宮城長順先生のエピソード;宮城長順先生の教え)
第四章 我が師・新垣先生(新垣先生との出会い;大学卒業、そして沖縄へ;弟子入りを希望し沖縄へ;念願の弟子入りが叶う;新垣先生の個人指導;新垣先生の性格;指導料について;アメリカへ;著者、安一先生に会う;修道舘設立;第八回世界武道祭の後で;もう一人の新垣先生の弟子)
付録
著者等紹介
中村哲二[ナカムラテツジ]
1965年、大阪府生まれ。中学・高校の6年間、柔道(二段)に励み、高校1年時より空手(剛柔会)を開始。1983年、香川大学に入学し、古流剛柔流空手部に入部。顔面攻撃や投げ技を含む組手を修行し、流派内でトップクラスの実力者となる。大学卒業時の沖縄訪問で、沖縄剛柔流の継承者である新垣修一先生と出会い、空手観が一変。現在、沖縄剛柔流八段。毎年約15カ国を訪問するなど、40カ国以上での指導経験を持つ国際的な空手指導者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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