内容説明
1000年の京都の歴史は風景の中に自然と溶け込んでいる。過去からの人の息づかいが、風景の魅力になっている。著者の水彩画は優しくほっとすると評判。人の営みを風景の中に織り込みながら、時を越えて訴えてくる詩情をとらえて描いた。京の魅力が優しく伝わる。
目次
京都を描く
紫式部の見た風景を描く―公家・貴族の活躍していたころ
室町幕府が活躍した時代の風景を描く―武家社会となっていったころ
竜馬の見た風景を描く―幕末に生きて、見ていた風景
ぶらり京風景を描く
洛中洛外スケッチポイント
ぶらり京風景
著者等紹介
貝川代三[カイガワダイゾウ]
1939年京都市生まれ。1990年スケッチ集『舞鶴を好きになりたい』I、II、III発刊。1996年行動展初入選。1997年京展初入選。1998年水彩スケッチ展「京の風景」第1回展(京都・ギャラリーF)。1999年水彩スケッチ展「京の風情」第1回展(東京・京プラッツ及び銀座ギャラリー)。2000年水彩スケッチ展「京の風景」第2回展(京都・ギャラリーF)。水彩画集『京の風景』発刊。水彩スケッチ展「京の風情」第2回展(東京・銀座ギャラリー)。2001年水彩スケッチ展「京の風景」第3回展(京都・ギャラリーF、4月予定)。現在、京都現代美術研究所に所属して抽象画を研究。城陽市北部コミュニティセンター館長
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