「地名と風土」叢書<br> 金属と地名

「地名と風土」叢書
金属と地名

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  • サイズ B6判/ページ数 322p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784380982460
  • NDC分類 291.034
  • Cコード C0039

内容説明

民俗学・歴史学・考古学の各分野から地名と金属の関係を深く掘り下げ、古代の金属文化伝承の深層を明らかにする初の論集。

目次

1 中国地方の金属地名
2 東北地方の鉄生産と地名
3 産金にまつわる伝承
4 各地の金属伝承

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Ami

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古代の水銀(丹生)の本を読んだ流れで手に取りました。地名や民話や文献資料を辿って、さらには試料の化学分析による裏付けもおこなって、金も銀も銅も鉄も水銀も、様々な金属が古代日本では発掘されていたことが裏付けされました。特に奥州はすごい。飛鳥時代には奥州で鉄の刀剣が造られていたのは驚いたし(古代刀剣の銘文より)、東大寺の大仏の金だって主に奥州から採掘されたのだ。それなのに今は伝承を辿ることでしか金属鉱床の証が見当たらない。日本はまだまだ謎がいっぱいでワクワクします。2018/01/22

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