出版社内容情報
日本を代表する画家の一人で、絵画指導においては教え子の多くが目覚ましい上達を遂げるため「カリスマ講師」とよばれる大友義博。本書はそんな著者が人物画教室で絵を学ぶ方々に向けて発した言葉を、生徒の一人が可愛らしいイラストを交えて書き溜めた“山田ノート”をベースにまとめた人物画のヒント集です。水彩、油彩といったジャンルを問わず人物画を描く方の役に立つ“気づきの言葉“が散りばめられ、イラストとともに楽しく読み進められます。
内容説明
講義中の先生の言葉を生徒が記録。習う側の視点からまとめられた、まったく新しい教本のかたちです。
目次
第1章 心構えと準備(描く前の準備;水彩には彩色筆がおすすめ ほか)
第2章 構図と形のとり方(構図は計画的に!;画面への入れ方 ほか)
第3章 色と調子(色の三属性を知ろう;大切なのは明度 ほか)
第4章 パーツの描き方(頭は卵型;頭を適当に置かない ほか)
第5章 描き方の実際(一色で人物を描く)
著者等紹介
大友義博[オオトモヨシヒロ]
1965年、熊本県生まれ。日展特別会員、白日会常任委員、開成学園(東京)教諭。89年、東京藝術大学絵画科油画専攻卒業。91年、同大学大学院修了。94年、第70回白日会展初出品、白日賞受賞。99年、第31回日展初出品、初入選。2002年、第34回日展特選。04年、第36回日展特選。09年、日展会員。同年、第41回日展日展会員賞受賞。17年、白日会常任委員就任。18年、第94回白日会にて内閣総理大臣賞受賞。21年、日展審査員(5回目)。22年、第57回日動画廊昭和会展選考委員、第9回日展にて文部科学大臣賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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