出版社内容情報
イラストや漫画に必須でありながら苦手とする人が多い「室内」の描き方を、人気イラストレーター6人のテクニックから学べます。執筆陣の中には、建築業界で活躍している方も。実践的な知識が身に付く一冊です。
執筆者:Pecco/ま/noco./とろろとろろ/山田歩乃歌/TAO
内容説明
背景イラストの中でも「部屋」をテーマにしたものは屋外の背景よりも押さえなければいけないことが多く、描く上で苦手としている人は多いでしょう。しかし、そうした複雑さや雑多な部分が一枚のイラストに詰め込まれているのは生活感が感じられてとても魅力的です。本書は部屋の描き方をテーマとしたイラストメイキング集です。建築物や空間の基礎に関することはもちろん、バラエティに富んだイラストテクニックによる部屋の魅せ方を人気イラストレーターから学んでみましょう。
目次
基礎編 建築や空間デザイン的な知識を学ぶ(Pecco 建築的な知識をイラストに取り入れる;ま インテリアや雑貨のある部屋から立体感のあるシーンを描く)
応用編 シチュエーション別の部屋イラストメイキング(noco. 女の子の生活感が出たガーリーなテイストの部屋;とろろとろろ レトロ・ノスタルジック感のあふれる部屋;山田歩乃歌 学校の教室での多人数の日常的空間;TAO 複数階構造をロフト部屋で説明)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
壱倉
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6人のイラストレーターによる作画ノウハウ紹介本。TAO氏のポップな表紙イラストに惹かれたのもあり、気楽に手に取ったのですが…いざ読んでみたら予想外に専門的な内容でびっくり。特に前半のPecco氏&ま氏の解説ページが読み応え抜群です。どうやら二人とも建築業界に携わっている方らしく、そもそも間取りとは何ぞや?という点から説明が始まることにも納得がいきました。空間デザインってこんな風に思考を組み立てていくものなのか。2024/06/30
鵜鷺乃鈴芽
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見ていると描けるような気になってくる不思議。私には無理だけど、少しずつ描けるようになりたいです。今はイラスト集として楽しんでいます。アナログ絵師様がいたので、とても勉強になりました。2023/06/28