出版社内容情報
グラフィックデザイナーでもある著者ならではの瑞々しい視点で表現する、新しい和紙ちぎり絵。
モチーフは風景や草花など伝統的なものだけではなく、かき氷やスープ、セーター、ピアノなどバリエーション豊富で、ページをめくるごとに驚きがあります。
やわらかな色彩と構図の良さもあいまって心なごむ作品ばかりです。
巻末には取り組みやすい季節のカード5種の作り方プロセスもついています。
和紙をちぎる
三粒のいちご 網打つ人 スケッチする人 育苗箱 ベランダの幸福 祈る人
エッセー・桜色の和紙 また会う日まで 見つめる瞳 真昼の海 素敵な三人組 雨の登校班 届ける人 波を越える 夏期講習の帰り道
エッセー・「美しいものを見ると人は強くなる」 「ちぎり絵に出会うまで」
口絵・ちぎり絵のある風景 ダンガリ 運動会 クライマー 秋のスープ 賛美歌 秋の色鉛筆 金色の小鳥 夜空のかなたに 聖夜のスノードーム
エッセー・「和紙を拾う」
森住ゆき[モリズミユキ]
著・文・その他
内容説明
和紙のちぎり絵の傑出した作家の登場。伝統的な和紙ちぎり絵観が変わります。どのワンシーンを取っても人への優しいまなざし、細やかな風景への共感が素晴らしい。森住ゆきのちぎり絵には新世界の予感がある。代表作をあつめ、心に響くエッセーと誰にでも出来るちぎり絵づくり五作を紹介。
目次
春
夏
ちぎり絵のある風景
秋
冬
ちぎり絵カードの作り方
著者等紹介
森住ゆき[モリズミユキ]
和紙ちぎり絵作家。群馬県桐生市生まれ。グラフィック・デザイナーとして働く傍ら、1980年ころから和紙ちぎり絵制作、ほぼ同時期に地元紙等に随筆や短文の連載を開始した。1984年偕成社絵本とおはなし新人賞、1985年群馬県文学賞児童文学部門受賞。和紙ちぎり絵作家としてはどの会派、団体にも属したことがなく自己流のまま現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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- 和書
- 漁業法コンメンタール