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内容説明
明治期から現在までの図書館は女性にどのようなサービスや資料提供を行ったかをジェンダーの観点から文献により検証・考察した一冊。戦前に存在した婦人閲覧室や戦後に設立された男女共同参画センター・女性情報ライブラリーについて取り上げ、その存在意義を再確認できる。日本の図書館におけるジェンダー問題を可視化し、関連資料提供の際のヒントに。「索引」付き。
目次
第1章 図書館史から見える女性と図書館(図書館を利用する女性たち;婦人閲覧室があった時代の図書館で働く女性たち;現存する婦人閲覧室を訪ねて)
第2章 男女共同参画センター・ライブラリー(戦後の図書館と女性;全国的な男女共同参画センター・ライブラリーの成立;女性情報を探して;国立女性教育会館(NWEC、ヌエック)
男女共同参画センター・ライブラリーの現在
これからの課題)
第3章 過去・現在・未来をつなぐジェンダー情報(過去 Sharing the Past(過去の事実を共有する)
現在 Debating the Present(今を問う)
未来 Creating the Future(未来を拓く))
著者等紹介
青木玲子[アオキレイコ]
1945年北海道生まれ。東京都婦人情報センター・東京ウィメンズプラザ情報担当係主任専門員(1984~2001年)、越谷市男女共同参画支援センター所長(2001~2006年)、国立女性教育会館情報課客員研究員(2009~2020年)、東海ジェンダー研究所理事(2018年~現在)。JLA図書館利用教育委員会委員(1997~2013年)
赤瀬美穂[アカセミホ]
1950年愛媛県生まれ。京都産業大学図書館勤務(1974~2010年度)、甲南大学文学部特任教授、司書課程担当(2011~2020年度)。JLA図書館利用教育委員会委員(1999~2013年)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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