内容説明
戦中から戦後に書けての童話「ハナトムシ」「りっぱな心」「兄の出征まで」など、子供達への責任をはたす63編を収録。
目次
昭和17(一九四二)年(ばうやとお母さん;まさちゃんととしちゃん ほか)
昭和18(一九四三)年(正直な正治;みんな心は一つ ほか)
昭和19(一九四四)年(太平洋;タカトウミワシ ほか)
昭和21(一九四六)年(春よ早く来い;オ月サマトキンギヨ ほか)
昭和22(一九四七)年(少年のまごころ;白のいるところへ ほか)
昭和23(一九四八)年(金で買えない仕合せ;うらしま太郎)
昭和24(一九四九)年(羽とコマ;そらにはたこ)
昭和26(一九五一)年(なぜ僕はさびしいか)
昭和27(一九五二)年(おかあさん;赤いげた ほか)
昭和28(一九五三)年(古いつぼ;鯉幟と燕の話 ほか)
昭和29(一九五四)年(トンビダコ;うめの花のおねえさん ほか)
昭和30(一九五五)年(鈴のついたきんちゃく;とおい北国のはなし ほか)
昭和31(一九五六)年(おじいさんと孫;よろこびからす)
昭和32(一九五七)年(くちまねするとりとおひめさま;ふく助人形の話)
著者等紹介
小埜裕二[オノユウジ]
1962年、奈良県生まれ。筑波大学大学院博士課程文芸・言語研究科退学。金沢大学助手を経て、上越教育大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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