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内容説明
著者20年余にわたるファイリングシステムの実践から、直面する問題を解き明かす。基礎から応用まで、さらにデジタル時代への対応までを詳述。大学、講習会などのテキストにも最適。超実践的文書管理入門書。
目次
第1講 事業継承と有効な文書管理(文書管理とは;ISOマネジメントシステムでの文書管理;リスク対策と文書管理 ほか)
第2講 ファイリングの知識と実務、応用(ファイリング、とは何か;ファイリングの基礎知識と実務;ファイリングの応用)
第3講 デジタル時代のファイリング(記録情報をデジタル化する;デジタル化ファイルの構築方法;デジタルファイルの事例と応用 ほか)
第4講 これからの文書管理(これからの文書管理の課題と方向)
著者等紹介
城下直之[シロシタナオユキ]
昭和17年大阪生まれ。昭和39年関西大学工学部卒業。昭和40年蕨特殊製鋼(株)にて粉末冶金の研究・開発に従事、富士電子工業(株)(昭和47年)を経て、(株)コンピュータブレーン(平成2年)にて電子ファイリングを中心としたコンサルテーション業務に従事。平成5年エスオーファイリング研究所を設立。関西大学非常勤講師(文書管理論)、高度情報化技術研究会・理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
葉
1
文章が感情ありで、文書は証拠。営業部での契約書類は5年間、人事では3年間の保存義務があるらしい。ISOで評価して価値を共有する。ハインリッヒはこういう系でよくでてくる。内部統制は企業価値向上に繋がる。組織の事業継承は、商標・権限・資産のパターンに分かれる。施設管理は質・スペース・タイムのコストがある。ファイリングはオフィスで保管・書庫で保存・処分がある。捨てることは貴重なものを見つけることにも繋がる。オープンファイリングの方がスムースである。デジタル化により迅速になった。責任と権限を持って管理する。2015/08/06
深呼吸の必要
0
【良い点】基礎的なことが学べる。たしかにそうだな、と共感できる箇所が多い。【悪い点】あるべき論がもっともらしく書かれているが、具体的な解決手段が書かれていない。文書管理は、明快な解決手段はないのだろうか。2010/02/11
ひょくたん
0
紙のファイリングはためになった2009/02/02
わらん
0
読んだよ!2024/09/14
Mari
0
文書管理について、説いてある数少ない本。少し古いので読み飛ばす部分もあるが、文書管理の意味合いや組織の文書とはについて詳しく書いてあり役に立った。2020/12/27