- ホーム
- > 和書
- > 人文
- > 図書館・博物館
- > 図書館・博物館学一般
内容説明
この本は図書館について現状を一変させるためにのみ読まれる意義がある(まえがき)。聞き書きの方法による「わが図書館論」、ならびに昭和23~54年に発表された図書館に関する著作を収録。歴史的展望と洞察にとむ図書館論、あるいは戦後図書館史の貴重な証言。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Tom5k
1
戦後間もなくの社会党政権時代の内容や筆者のヨーロッパ各国図書館への訪問記録が社会主義国家群の存在などを基軸にしてるので、現在の日本に適していない部分もあるかもしれませんが、現在の図書館の在り方は当時の理念に近づいているようにも感じます。世界史的には日本はまだ図書館の後進国かもしれませんが、素晴らしい図書館も増えています。国立国会図書館の設置当時、民主政治における議会運営に必要とし、国民の読書振興による長期の見通しから良い国にすることを見据えた図書館運営の両側面を今後も大切にしていくことを願っています。2016/10/23
kagnuka
0
国立国会図書館法にはなぜ世界平和が掲げられているのか疑問を持って手にした一冊。疑問は氷解。欧州に倣っていました。2010/08/06