内容説明
2013年秋に惜しまれつつ幕を閉じた“世界最長の駅伝”九州一周駅伝。九州のランナーたちが月に向かってまた、世界大会での活躍に向かって夢とたすきをつないだ62年間の物語をつづる。
目次
元五輪ランナーの執念で世界最長の駅伝が開幕―金栗四三・納戸徳重
「自信の塊」の世界記録保持者圧到的な区間新でスタートを飾る―重松森雄
五輪金メダリストの規格外の走り宮崎の25連覇を阻む―サムエル・ワンジル
偉大なる先輩たちの記録に挑むカネボウの速さの系譜―高岡寿成
「マタハチ」からの脱却、躍進60年目で初のステージ優勝を達成―長崎県チーム
「初日は絶対に取る」強い思いが24連覇への第一歩を刻んだ―宮崎県チーム
“新人区間”でベテランが復活新人森下を振り切り区間新―井手健二
引退を胸に臨んだ出走でその後の人生を変えた区間賞―川嶋伸次
草創期から大会を支えてきた窯元ランナーからの贈り物―松尾一
宮崎で受け継がれる「激走」魂その源流は4日連続の区間賞にあり―松元三郎〔ほか〕
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