内容説明
わずか19床のつぶれかけた病院から、民間では異例の救急救命医療の戦いは始まった。弱冠34歳の青年医師・蒲池真澄はこの「下関かまち病院」を皮切りに24時間365日体制の総合病院を北部九州一帯に展開していく。以来34年。2008年4月現在では蒲池をリーダーとする「医療法人財団池友会」グループが擁するベッド数は1349床にものぼる。助かる命を助けたい。克明な資料と取材に基づいて描いたドキュメンタリー小説。
目次
第1章 和白へ
第2章 赤ひげとアイアコッカ
第3章 ゼロからのスタート
第4章 池友会病院の基礎
第5章 若き獅子たち
第6章 小倉への飛躍
第7章 狂った野望
第8章 裁判闘争の末
第9章 小倉小文字病院
第10章 ミニ徳洲会にあらず
著者等紹介
渋田哲也[シブタテツヤ]
昭和17年、福岡県生まれ。慶応大学卒業。福岡、東京で20年間の新聞記者生活の後、フリーライターとして独立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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