内容説明
あれから5年!実り豊かな大地と人びとの日々の暮らしをフクシマの原発事故は奪った。怒りと諦めとさまざまな思いが交錯するなかで、福島の人々は暮らしている。3.11を過去のこととし原発再稼働に走る政府に、反対の意思を掲げる人たちがいる。フクシマを忘れてはならない。「原発にNO!」「戦争にNO!」全国各地の活動を紹介する。
目次
電力自由化で原発に鉄槌を下す時機が到来した
核支配社会からの離脱を
危険極まりない所に住民を帰すわけにはいきません。
「5年目のフクシマ」の怒りと悲しみ
地域と女が止める原発と戦争
民主主義はいまや国会の外にあります。
原発ご三家(東芝、三菱重工、日立)は同時に兵器産業の大手
今、韓国社会で何が起きているのか―日韓両国の独裁政権への抵抗を呼びかける犠牲者たち
雨傘運動とその後の香港
火力発電所はいらない!―ミャンマーの人々の声
市民運動の新しい方向をひらこう
著者等紹介
鎌田慧[カマタサトシ]
1938年弘前市生まれ。早稲田大学文学部卒業後、新聞記者などをへて、フリーになる。労働や原発など、現場を歩きルポを書き続け、各地の反原発運動の支援講演活動をつづけている
広瀬隆[ヒロセタカシ]
1943年生まれ。早稲田大学理工学部卒業。1972年医療・医学に道を転じ、日本全土の公害調査を実施、被害者側の資料を海外に発信。スリーマイル島原発事故の1979年から反原発市民運動をスタート。サイト『日々雑感』で資料や呼びかけを掲載中
木幡ますみ[コワタマスミ]
郡山市生まれ。大熊町で農業と私塾を営んでいた。3・11後の14日、田村市に避難。その後、会津7月に仮設住宅へ。2015年11月15日の大熊町町議選に立候補して当選。現在ただひとりの女性議員。「大熊町の明日を考える女性の会」代表。全国から招かれ各地で3・11後の福島のこと大熊町のことを語り続けている
黒田節子[クロダセツコ]
「原発いらない福島の女たち」。原発を止めるため、各地に支援に出かけ、福島のことを話している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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- 和書
- 古代祭祀の史的研究