内容説明
「海外養子縁組み」子どもを育てた親たちが語るそれぞれの‘家族’の物語。
目次
日本の読者の皆様へ(キム・スコグルンド)
私の4分の1は韓国人(グルネル・ラスク;エイナル・ラスク)
2回目のチャンス(グヅルン・ジェルテ)
ある日突然ママになる(マイ・カールソン)
“ぼくの故郷はスウェーデン”(クリスティーナ・ブロマン)
ひとり親としての私(エリザベット・デヨン)
あなたのちいさな息子、明日到着します(カリン・ビベリ)
これよりもっと大変なことはなかった(エヴァ・ヘデーン)
クリスティアンの話(ビルギット・イェラン・ヤコブセン)
ヨハンナとジンは私の人生を豊かにした(ビルギッタ・ブレドベリ)
著者等紹介
キムスコグルンド[キムスコグルンド]
1937年、ソウルで生まれる。韓国で医学部を卒業後1962年韓国・国立医療院でインターン、その後、スウェーデンに移民。スウェーデンで30余年間、精神科専門医として働きながら精神分析を研究する。とくに養子の子どもと養父母の治療にあたってきた。世界精神分析学会会員。現在、ストックホルムに在住
坂井俊樹[サカイトシキ]
東京学芸大学人文社会科学系教授(専攻・歴史教育・韓国現代教育史)。主な研究、日韓関係と東アジア史、教育におけるリスク論
徐凡喜[ソボミ]
韓国ソウル市生まれ。現在、東京大学大学院教育学研究科博士課程在籍。主な研究、韓国に帰還した海外養子たちの研究。日本で韓国語の通訳・翻訳に携わる。また韓国語講師としても20年以上活動(現在、池袋コミュニティーカレッジ講師)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。