内容説明
フィンランドからモロッコまではヒッチハイク。行き先は車まかせ、風まかせ。退屈だったら、太鼓を打ち笛を吹く―インド、シベリア、ヨーロッパ、モロッコ、カナダ、沖縄、ペルー、…大地に身をおき、宇宙と自然を描き続けた、アキノイサム、76年の旅の物語。
目次
僕の旅立ち
インド、ネパールへ
プンクマインチャと出会う
カトマンドゥで会おう
シベリアからヨーロッパ放浪へ
メキシコを経てバンクーバーへ
海で暮らす
文明時代の2000年は終わった
明治維新と日本近代の歪みを考える
呪術師ドン・ファンの自由〔ほか〕
著者等紹介
秋野亥左牟[アキノイサム]
1935年、京都市に生まれる。1962年から、インド、ネパールに6年滞在。1968年から77年までロシア、ヨーロッパ、モロッコ、メキシコ、アメリカ、カナダなどを旅し、その後沖縄、広島、兵庫に住む。ネパール滞在中に絵本『プンクマインチャ』(福音館書店)の原画を制作、この仕事で、1969年、第2回世界絵本原画展金牌を受賞。作品に『サシバ舞う空』(第51回小学館児童出版文化賞受賞、福音館書店)などがある。2011年11月死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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