出版社内容情報
■身近な話題から社会心理学の視点で考える、集団や他人との関わり方
集団の中だと、つい周りの意見に合わせてしまったり、みんなが残業していると帰りづらいと感じたことはありませんか?本書は、職場や学校といった身近な集団の中で起こる出来事のほか、ニュースやネットをにぎわす話題を取り上げながら、社会心理学の視点で集団の中や他者との関わりにおける心理を紐解きます。
<トピックス例>
・つい周りと同じ意見を言ってしまう
・みんなが残業していると一人だけ帰りづらい
・相手を下げてマウンティグする
・世界の悲惨なできごとは常に他人ごと?
・弱いものを応援してしまう判官びいき
・被害者へのバッシングはなぜ起こる?
・匿名だと誹謗中傷に走りやすい
PART1~3は、身近なトピックをとりあげて、個人の心理や集団の影響、他者との相互作用について解説。PART4・5では、現代の日本社会やネット社会で起こっている現象の心理を探っていきます。そして、PART6では、社会心理学の知見を日常生活に活かす心理テクニックを紹介しました。
■社会心理学とは?
集団の中にいるとき、他者がそばにいるとき、「人の心理や行動はどうのように影響しているのか」を科学的に研究する学問が社会心理学です。社会、集団、対人、個人における心理や行動を知ることで、冷静な判断力と対人力が身につきます。
【主なもくじ】
PART1 集団の中で「空気を読み合う私たち」
PART2 自分も他者も「色めがね」で見ている
PART3 自分のことを「自分で」決めていない
PART4 ものごとは個人と集団の「相互作用」で起こる
PART5 増大する「欲求と情報」の波に飲み込まれる
PART6 自分を大切にして心地よい関係を築く
【目次】



