出版社内容情報
◆タイプ別対応でBPSDをやわらげ、介護者の負担を軽減!
介護職の方に向けて、認知症の種類や特徴などの基礎知識から、徘徊や暴力といったBPSD(周辺症状)への対応をオールカラーで詳しく解説しました。
認知症には、アルツハイマー型、レビー小体型、前頭側頭型などがあり、本書では最も多いアルツハイマー型を時期に応じて混乱期、依存期、昼夢期の3つに分類しています。時期によって適した治療・介護をすることで、BPSDをやわらげ、介護者の負担を軽減することができます。
また、症状が似ていることから認知症と間違えられやすい病気についても解説しています。
◆認知症利用者が見えている世界をマンガで紹介!
3章では、「夜に徘徊する」「何度も食事を要求する」など、認知症利用者によくみられる行動をタイプ別に取り上げ、適切な対応と不適切な対応を解説しました。
さらに、認知症利用者の行動の背景にある心理を汲み取るために、認知症利用者が見えている世界をマンガで掲載。介護者と認知症利用者の視点の違いを知ることができ、認知症利用者の気持ちを理解して寄り添ったケアを行うことができるでしょう。
◆夜間・早朝のトラブル対応、生活環境の整備や工夫のアイデアも!
4章では、トラブルが起こりやすい夜間や早朝の対応のほか、「褥瘡を防ぐ車いすの座り方」や「転倒予防の居室づくり」といった生活環境を整える工夫など、介護負担を軽減するさまざまなアイデアを紹介しています。
◆現場で役立つダウンロード資料付き!
認知症周辺症状の経過表、認知症テストのサンプル、ADL(日常生活動作)のチェックリストなど、本書の中で紹介した資料がダウンロードできます。
【主なもくじ】
プロローグ 認知症を正しく理解するために
第1章 認知症の基礎知識
第2章 認知症のタイプと特徴
第3章 事例でみるBPSDを増やす対応、なくす対応
第4章 快適生活のためのケア
資料編 認知症を判断するテストMMSE
【目次】