就職氷河期世代の経済学

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就職氷河期世代の経済学

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  • サイズ 46判/ページ数 192p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784800592897
  • NDC分類 361.64
  • Cコード C2034

出版社内容情報

一般にバブル崩壊後の新規学卒採用が特に厳しかった時期に学校を卒業した世代を「就職氷河期世代」と呼んでいるが、彼・彼女らは非正規の割合が多い世代であり、さらにここにきて高齢者の再雇用と新卒者の初任給上昇に挟まれた形で、賃金上昇が著しく低い状況となっているだけでなく、くわえて早期退職の候補にも入るようになってきた。
本企画は、自身もこの世代であり「30年ぶり賃上げでも増えなかったロスジェネ賃金」というレポートを執筆したエコノミストの著者が書く、就職氷河期の経済的真実を書いた一冊。

内容説明

就職氷河期世代は本当に経済的に割をくっているのか。「歴史的賃上げ」でもあまり賃金が増えなかった世代をどう救う?人気エコノミストが昨今話題の就職氷河期世代を「経済視点」から解説!

目次

第1章 「就職氷河期世代」はなぜ生まれたのか 当時の採用市場。前後の世代と比較した違い(超売り手市場から就職氷河期へ;バブル崩壊を経て採用数の大幅縮小へ ほか)
第2章 「就職氷河期世代」の雇用事情 大企業勤務が少なく、平均賃金が低い(中年になった今もポスト縮小や抜擢人事で割を食っている;フリーター&派遣社員率が高く、全体賃金が目減りしている ほか)
第3章 「就職氷河期世代」の経済事情 年齢階層別データから見えてくるもの(無視できない就職氷河期世代の貧困問題、格差問題;貯蓄志向が強く、消費力が弱い就職氷河期世代が与える経済への影響 ほか)
第4章 「就職氷河期世代」生活事情 「お金を使わない文化」が定着した世代(物価が上がっているのに、消費支出が前の世代よりも低い;人口ボリューム世代なのに全体支出が増えない衝撃 ほか)

著者等紹介

永濱利廣[ナガハマトシヒロ]
第一生命経済研究所首席エコノミスト。早稲田大学理工学部工業経営学科卒、東京大学大学院経済学研究科修士課程修了。1995年第一生命保険入社。98年より日本経済研究センター出向。2000年より第一生命経済研究所経済調査部、16年4月より現職。国際公認投資アナリスト(CIIA)、日本証券アナリスト協会検定会員(CMA)。景気循環学会常務理事、衆議院調査局内閣調査室客員調査員、跡見学園女子大学非常勤講師などを務める。景気循環学会中原奨励賞受賞。就職氷河期に関する発信を多数行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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まゆまゆ

10
バブル崩壊後に社会にでてきた就職氷河期世代は雇用、年収、資産形成と他の世代と比較して割を食っていることを様々なデータで明らかにしていく内容。最近ようやく自己責任論から社会システムの被害者として様々な支援策が国で検討されるようになったが、失った時間はもう取り戻せない…この世代だけではなく将来への不安を取り除く政策を考えていってほしいものだけどなぁ。2025/04/07

Fumi Kawahara

3
俺の世代は、老後はもう、生活保護で穴埋めするしかないと思ってる('ω')アベノミクスで上振れしたのに、コストプッシュインフレにびびって日銀が「人手不足ってことは、需給が埋まったってことだよね?!」とか抜かして金利上げやがったので、若い子は就職できるうちに早いとこ就職してしまえ。この先分からんぞ。就職氷河期のおばちゃんからの忠告だ。需給バランスが逆転してのインフレには、まだなっていないのに金利あげやがって、あいつらホント、何を見てるんだか・・・2025/01/28

ゼロ投資大学

3
バブル崩壊後の就職氷河期世代は、本当に厳しい時代に生まれたと再認識した。就職で苦労したことはもちろん、その後も非正規雇用で働いている人も多く、役職や給料が上昇することも少ない。やはり今の時代は受け身ではなく、主体的に動いて仕事を作り出せる人が求められていると感じた。2025/01/25

ぎぃ~

2
有名なエコノミスト永濱さんの著書。面白くサクッと読めました。バブル期以降の政策の失敗の罪深さを改めて考えさせられる本でした。2025/04/09

kaz

1
「就職氷河期世代」の経済的実態を描き出すもの。非正規雇用の多さ、賃金の伸び悩み、早期退職の対象化といった現状に加え、消費支出の低迷や老後不安といった生活面の課題も取り上げられている。単なる世代論にとどまらず、政策的支援の必要性や、社会全体への影響にも踏み込んでおり、経済学の視点から「見過ごされがちな世代」の声を可視化。気になった部分を飛ばし読み。2025/06/30

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