水族館飼育係だけが見られる世界―毎日は発見と感動に満ちている

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水族館飼育係だけが見られる世界―毎日は発見と感動に満ちている

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  • サイズ 46判/ページ数 240p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784816375392
  • NDC分類 480.76
  • Cコード C0045

出版社内容情報

「あれ飼うの?」常務の指示でジンベエザメ捕獲へ!
迷いイルカ……え、私が助けるの?
世界最小の魚を求めてジャングルへ…

水族館飼育係の知られざる飼育係の日常と、生きものたちとの出会いと発見について語ったお仕事エッセイです。
水族館の飼育係のお仕事は「お世話」だけではありません。珍しい生きものたちを探しに全国各地を駆け回り、「いい展示とは何か?」と日々頭を悩ませています。
本書では、大阪は海遊館、京都水族館、すみだ水族館、四国水族館と4つの水族館で30年以上飼育係として勤務してきた下村実さんが、飼育係のリアルと、生きものたちとの出会いと発見について語ります。

内容説明

次々と舞い込むミッション。これが水族館のリアルだ!

目次

序章 水族館の飼育係になるまで(水族館の飼育係という仕事;幼少期から生きものまみれ ほか)
1章 海遊館入社―魚を集めるにはまず酒を飲みます(大量のFAXに埋もれた新入社員時代;「あれ飼うの?」常務の指示でジンベエザメ捕獲へ ほか)
2章 OBICセンター長になっても企画展示に悩む日々(OBIC―大阪海遊館 海洋生物研究所以布利センターへ;特技は成人男性でお手玉、ナンヨウマンタ ほか)
3章 京都水族館へ転職―オオサンショウウオとの出会い(「水と共につながる、いのち」がコンセプトの水族館;世界最大級の両生類として名高いオオサンショウウオ ほか)
4章 四国水族館でこれからの展示のあり方を考える(そして四国水族館へ;希少種から増殖したアカメと、逆に高級魚となったウナギ ほか)

著者等紹介

下村実[シモムラミノル]
1965年大阪府生まれ。近畿大学農学部卒業。海遊館の立ち上げに関わり、以降生物の飼育を中心に30年以上勤務。その後京都水族館・すみだ水族館の立ち上げに関わり、京都水族館館長を経て、2020年より四国水族館飼育展示部長。2024年4月から公益財団法人日本モンキーセンター園長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

けんとまん1007

50
水族館(動物園もだが)に行くと、いつも思うこと。そえは、どうやって展示に至ったのだろうか・・ということ。それは、魚の大きさや珍しさに限らずのもの。なるほどなあ~と思った。また、建物そのものや、展示のコンセプトについても、なかなか難しい部分が多いんだなあ~。それはそれとして、何より感じるのが著者の生物全般への興味・関心・思いの溢れ加減が凄いということ。好きだからというのが、根底にあるのも伝わってくる。大変なことを、大変だけないと思わせてくれるのが楽しい。水族館へ行った時の視点が、変わりそうだ。2024/08/21

たまきら

41
新刊コーナーより。なんとまあ、海遊館や我が地元すみだ水族館など日本各地の水族館の立ち上げにかかわっている人が著者です。語り口が飄々としていておかしい!いや、ちょっと変わった「海遊館」という名前のネーミングの裏にまさか日本沈没のあの方が関与されているとは知りませんでした。このエピソードを読めただけでもこの本を読む価値がありました、ホント。すみだ水族館の裏話も登場するし、大満足です。2024/05/11

二分五厘

23
幼少期から生き物(主に両生類・は虫類・魚類)にまみれ、ウルトラマンより怪獣を愛し(テレスドンはは虫類感が完璧だそうです)、ヤンキー高校で青春を謳歌した新撰組好きの著者、もはや他人とは思えないな(笑)大学卒業後、海遊館・京都水族館・すみだ水族館の立ち上げに関わり、長年生物の飼育に従事してきた猛者。新人に「ジンベエ(ザメ)を入れるための水槽を造る。おまえは捕まえて運んでこい」と 命令する上司って怖。基本的に水族館って捕獲なんですね。そりゃ漁師さんとの付き合いは大事だわ。四国水族館は近いうちに行ってみよう。2024/08/01

みさどん

22
いやあ素晴らしかった。子どもにも読めるけれど、しっかり書いてある。海の生物についての知識や、これまでの水族館建設に関わる仕事の流れや、自然の在り方への意識について文章が分かりやすいし、愛すべき筆者の仕事っぷりがよかった。魚を愛して飼うまでの人は食べることも好きで、そんな人たちは生かすことと食すことの境界線ってどこにあるのかなといつも疑問に思う。サンシャイン水族館には行ったばかり。四国水族館に行ってみたい。日本の人口は減っていくのだもの、比例して自然はよくなっていってほしい。好きな本棚2024/06/03

洋書好きな読書モンガー

14
水族館で働く裏話。面白い話がいっぱい。水族館見るのは楽しいよね。いろいろ見せ方工夫してるし。地下鉄銀座駅と海遊館のながーーーーーい登りエスカレーターは苦手だったな。後ろにそっくり返りそうで。海遊館の研究所が高知にあったのか、初耳。水族館に勤めるには特に資格は要らなくて潜水士の資格が有ると良いのか(そこのあなたも私と同じで今「あまちゃん」思い浮かべましたね?)。この本読んで各地の水族館へ直行ける「どこでもドア」欲しくなったのは私だけでは無い筈。2024/08/20

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