出版社内容情報
■子供の生きる力になる「本物の自信」を育てよう!
子育てをしていると、日々これでいいのかなと悩むことばかり。
学校生活、友だち関係、受験と、不安は尽きませんが
親は子どもを、すべてのつらいできごとから守ってあげることはできません。
子どもには自ら成長する力があり、その土台となるのが「自己肯定感」です。
自分のいいところ、弱い部分も含めてありのままの自分自身を好きでいられること、
そのままの価値があると信じられる感覚です。
自己肯定感を育むかかわりは、子どもの可能性を広げ、生きる力を育むことにつながります。
本書では、自己肯定感を育む親のかかわり方を、100のレッスンとしてイラストとともに解説しました。
認知行動療法の知見をベースに日々実践できる方法を紹介しています。
■自己肯定感を育む言葉がけ&セルフケアのポイントがわかる!
親が日常的にかける言葉は、子どもの自己肯定感に影響します。
自己肯定感を高めるには、「叱る」「ほめる」ではなく、「認める」ことが大前提。
「不安で行動できないとき」「約束を破ったとき」「テスト結果が悪かったとき」といったよくあるシーンから、
自己肯定感を育む声がけのヒントを解説します。
さらに、不安や心配、怒りの感情が強くなったとき、とっさに使えるセルフケアも紹介しています。
■スクールカウンセラーであり、2児の母としても奮闘している著者の言葉が刺さる!
スクールカウンセラーとして子どもたちから大きな信頼を寄せられ、
自らも2児の母として育児に奮闘している著者の松丸未来先生。
「愛情を持って存在を丸ごと認める。それだけで自己肯定感が育つ」という
松丸先生の明るくポジティブなメッセージが心に響きます。
内容説明
子どもの「わかってほしい!」に応えて、自信の土台をつくる!子どもの自己肯定感を育てる親のかかわり方を、100のレッスンとして紹介。認知行動療法の知見を中心に、声がけやセルフケアのポイントなど、日々実践できる方法を解説しました。使える部分だけつまみ食いしても、我が子に合わせてアレンジしても構いません。頑張りすぎず、自分のことも大切にしながら、子育てを一緒に楽しみましょう!
目次
PROLOGUE 子どもの生きる力になる「本物の自信」を育てよう!
1 子どもを認める言葉で、自己肯定感を育てる!いつもの声がけを言い換える(不安で行動できないとき;自分では何も決められないとき ほか)
2 思いを受け止めて、“いいね”のサインを出す 子どもの安全基地になる!(全体像を見てみよう;気持ちに注目;考えに注目;行動に注目;身体に注目)
3 とっさのセルフケアで、心を整える 子どもも親も、気持ちの扱い上手になる!(「イラ美ちゃん」など、気持ちに名前をつけてみる;「ちょっとタイム」でその場を離れる ほか)
4 ほかの子や育児書を見て、自信をなくしていない?親の自己肯定感を育てよう(ベストアンサーはない。情報収集はほどほどに!;自分自身への「呪いの言葉」に気づく ほか)
5 子育ての“困った”に応える!未来先生のおなやみ相談室(コロナ禍以降、いろんなことを不安がるようになりました;夏休み明けに、急に「学校行きたくない」と言い出しました ほか)
著者等紹介
松丸未来[マツマルミキ]
臨床心理士、公認心理師。1975年、東京都生まれ。1998年英国レディング大学心理学部卒業後、2001年上智大学大学院文学研究科心理学専攻修了。産業分野でのメンタルヘルスケア、東京大学大学院教育学研究科附属心理相談室臨床相談員を経て、現在は小中学校、日本人学校のスクールカウンセラー、東京認知行動療法センター心理士を兼務。専門は子どもの認知行動療法で、20年以上にわたり、子どもの心のケアに力を注いでいる。私生活では2児のママとして奮闘中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。