出版社内容情報
ほとんどの問題は“論証”で解決できる!
内容説明
論理とは何か、論理的に思考するとは何か、演繹と帰納はどのように違うのか、はたまた論証上の誤りや認知的なバイアス(誤謬)とは何か。こういった事柄について知っておくのは、議論の場だけではなく、日常生活でも有効かつ重要です。さらには、相関と因果の違いについても、理解しておきたいものです。論証のもととなる根拠に使われるデータが偏りのない適正なものであることも、見極めなければなりません。本書は、一般的に言われる論理的思考についての誤解を解き、「論理」「論理的であるということ」の意味を改めて解き明します。
目次
第1章 論理的思考についての誤解を解く
第2章 主張と主張をつなぎ合わせる
第3章 論証の二大分類:演繹的論証と帰納的論証
第4章 帰納的論証の詳細
第5章 仮説演繹法
第6章 論証を通して推論上の誤りに敏感になる
第7章 認知スタイルを通して論証上の誤りに敏感になる
第8章 相関と因果と論証
著者等紹介
福澤一吉[フクザワカズヨシ]
ノースウエスタン大学大学院コミュニケーション障害学部言語病理学科卒業。言語病理学博士、Ph.D.。東京都老人総合研究所(現東京都健康長寿医療センター研究所)リハビリテーション医学部言語聴覚研究室研究員を経て、2017年現在早稲田大学文学学術院文学部心理学コース教授。専門:認知神経心理学、計算論的神経科学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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やまだん
Nobu A
coldsurgeon
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まさきち