出版社内容情報
本書では、統計のもとになっている「数学」としての意味を、わかりやすく解説しました。中学数学の知識で理解できるように、必要に応じて基本的な事項の復習も行っています。「数学はあまり得意じゃないなあ」という人もいるかもしれませんが、そういう人こそ本書を手に取っていただきたいと思います。
内容説明
確率、分布、偏差、推定、検定、相関、回帰などの統計に使用するツールの数学をていねいに解説!統計の意味や結果がわかるようになる!
目次
第1章 データを整理する
第2章 統計を理解するためのキホンの確率
第3章 正規分布なしでは生きられない
第4章 部分から全体を推定する(基礎編)
第5章 部分から全体を推定する(発展編)
第6章 仮説を検証する 仮説検定(基礎編)
第7章 仮説を検証する 仮説検定(発展編)
第8章 データ間の関係を分析する
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
uD
16
中学レベルは最初の数ページ…「はじめる」と銘打っているのだから看板に偽りはないのかもしれないが…。ともかくグラフが多くわかりやすい部類であることは確かだと思った。結局、中心極限定理は最強という結論でいいのかなこれ。ラプラスの定理も同じだけれど、正規分布に近似してしまえばもう大勝利、言いたいことは大体言えちゃう。あとカイ二乗検定に限らず第一種の誤りなんてめちゃくちゃ起きそう。有意水準はともかく帰無仮説の立て方が難しい、これは実務でないと身に付かない気もする。 統計検定を受ける前に読み返すのはありかもな一冊。2020/08/02
Megumi
1
今まで読んだ統計学入門的な本の中で一番わかりやすかった!2023/10/24
J. Tamura
1
公式の証明が丁寧に示されており、予想より参考になった。これまでは統計検定受験が最優先で、とりあえず公式を暗記して運用することが多かったが、公式の理解が深まると気持ちも改まる。2021/06/27
吉村武
0
読み始め:230201、読み終わり:230510。以前の統計学の基礎本よりもより分かりやすい構成と表記。問題や事例もあるので良い本と思う。自身は数学が苦手なため、母集団と標本以降の章は、今後更に読み返さないと一回では理解できない(この本のせいではない)。繰り返しの勉強にも役立つと思う。2023/05/10
tamioar
0
ここから始めたい。2019/11/20