内容説明
タイムマシンに関連する最新の物理学研究を紹介し、タイムトラベルの可能性と問題点をやさしく解説します。物理や宇宙の不思議な世界へご招待。
目次
第１章 タイムマシンと物理学
第２章 特殊相対性理論の世界
第３章 一般相対性理論の世界
第４章 ブラックホールと膨張宇宙
第５章 回転時空型・宇宙ひも型タイムマシン
第６章 ワームホール型タイムマシン
第７章 高次元時空とタイムマシン
第８章 タイムマシンとパラドックス
著者等紹介
真貝寿明［シンカイヒサアキ］
大阪工業大学情報科学部准教授。博士（理学）。１９６６年東京生まれ。横浜で育つ。早稲田大学理工学部物理学科、同大学大学院修了。早稲田大学理工学部助手、ワシントン大学（米国セントルイス）博士研究員、ペンシルバニア州立大学客員研究員（日本学術振興会海外特別研究員）、理化学研究所基礎科学特別研究員などを経て、２００６年より現職。主な研究分野は、一般相対性理論・宇宙論とその周辺（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
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kokada_jnet
32
相対性理論の研究者が解説する、科学的仮設として提唱された「論理的には実現可能」な、タイムマシン研究の解説・紹介本。よく、わからないが、「わかったような気分」にはしてもらえる。2020/06/07
Tadashi_N
20
タイムマシンやワープを実現するには、解決すべき課題が多い。アインシュタインが10人いれば、できるかも？2020/08/10
vinlandmbit
11
一般相対性理論、重力場の方程式とブラックホールと膨張宇宙の章までは、なんとかついていくことが出来たが(それでも表面的な理解まで)、それ以降はだんだんついて行けず、、、。また、本書を足がかりに他書籍を読み進めながらいつか読み返したい所です。それでも初学者の入門としてはかなりの良書。2015/12/31
Keizy-soze
6
【タイムマシンと時空の科学】 １０月２０日読了。 ２０１６年９９冊目。 映画やマンガなどで夢の乗り物として崇められている 「タイムマシン」 実際に人類が知を結集して作り上げることは可能なのかを 最新の物理学研究を紹介しながらわかりやすく解説。 といっても一般人にとっては超難解。 色々自分なりにイメージしながら読み進めていかないと わけがわからなくなる。 自分なりに学んだのは以下。 ・全ての物理学の根幹はニュートンの運動方程式と因果律。 ⇨物事には必ず順序があり、原因が先にあって結果が後にある。 2016/10/21
木村成弥
3
この本最大の謎は、著者が、湯川学、上田次郎風に決めて笑えないギャグをぶっこんでくるところだ。2013/02/06
