目次
序章 『成長の限界』から50年―水と生きる地域コミュニティの意味を日中比較の中から問う
第1部 水と生活―関わりの多様性
第2部 水と生業―水陸移行帯における多重性
第3部 社会基盤を支える地域コミュニティ
第4部 東アジアの中の魚米の郷―琵琶湖から太湖へ
終章 地球規模での気候危機にコミュニティ主義は有効か?
著者等紹介
楊平[ヤンピン]
滋賀県立琵琶湖博物館専門学芸員、社会学博士。1975年、中国遼寧省生まれ。筑波大学人文社会科学研究科博士課程修了。2007年より滋賀県立琵琶湖博物館に勤務。龍谷大学、滋賀県立大学、嵯峨美術大学、天理大学の非常勤講師を歴任。地域社会学と環境社会学を専門分野として、琵琶湖周辺の河川や湧き水、ため池などの水環境と人びとの暮らしなどを対象に研究調査を行っている
嘉田由紀子[カダユキコ]
参議院議員、元滋賀県知事、日本環境社会学会元会長、農学博士。1950年、埼玉県生まれ。1970年代初頭京都大学探検部員としてアフリカで水と環境の価値を発見。ウイスコンシン大学大学院・京都大学大学院修了。1970年代から琵琶湖周辺農村での水利用調査などを行い、1982年より琵琶湖研究所研究員として鳥越皓之たちと生活環境主義を提唱。1980年代中頃より琵琶湖博物館の企画・建設提案し1996年開館に結びつける。2000年より京都精華大学教授を経て、2006年公共事業の見直し・子育ての充実を訴え滋賀県知事に。「流域治水条例」を全国で初めて制定。2014年勇退後はびわ湖成蹊スポーツ大学学長。2019年より参議院議員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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