内容説明
盆栽をつくり、育て、楽しむ方法を、豊富な写真とイラストでやさしく解説。102種類もの植物別作例・手入れの方法を詳しく紹介。
目次
1 盆栽を観る、知る、飾る(盆栽を観る;盆栽を知る ほか)
2 盆栽をつくる(道具と材料;盆栽の土 ほか)
3 盆栽の手入れ(置き場;水やり ほか)
4 植物別作例と手入れ(松柏類;雑木類 ほか)
著者等紹介
山田香織[ヤマダカオリ]
1978年生まれ。盆栽家。さいたま市盆栽町にある盆栽園「清香園」の五代目。四代目園主、山田登美男の一人娘として生まれ、幼い頃から盆栽教育を受ける。盆栽の伝統を守りながら、盆栽の新しい魅力を広めるべく、テレビ、ラジオ、雑誌、講演会、盆栽教室の主宰など多岐にわたり活躍。2008年4月よりNHK教育テレビ「趣味の園芸」の司会も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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hideo
17
こんな本を読むようになるとは。・・・・古くて、爺臭くて、それでも海外では日本の美としてクールジャパンの一角を担っている。2017/02/14
jjm
4
同僚から盆栽は人生の縮図、始めるなら早い方がよいと勧められて読んでみる。この世に二つとないオリジナルの作品を人生かけて作り続けられるというところに興味が沸いたが、いかんせん金がかかりそうなのと、金をかけている分、一度始めたら(おそらく)簡単には止められないと思った。2019/11/24
uki
3
友達から正月の寄せ植えをもらって勧められるがまま盆栽を始めて3年。ぶっちゃけ樹形とかねじねじに曲げる針金かけとか、どうにも面白味が分からなくて困ってた。でも本書の写真を多用した様々な樹形や盆栽の楽しみ方のページを読んで、初めて何かわかった気がする。雑木林を再現したトウカエデの寄せ植え、大樹を見上げるような直幹づくり、鉢の中でその年月を表すのがカッコイイ。102種類もの栽培カレンダーがあるのも助かる。毎月めくって感覚を覚えてこう。2024/08/04
Koki Miyachi
3
盆栽のつくり方、育て方、楽しみ方を解説。手順が写真で解説されているのは分かりやすい。一方でもう少し知りたい内容の解説に乏しいのが残念。盆栽を始めるにはやや物足りない印象。2019/05/19
ウッチー
1
マダガスカル産の珍奇植物の剪定をしたくて参考にしてみた。日本の植物とは植生が違うので全く同じとはいかないだろうが、先人が築いてきた手法には学ぶべきポイントが多い。挿木の方法と剪定の基礎は勉強になった。最初の想定から逸れて、本当の盆栽にも興味が湧いてきた。2022/08/11