出版社内容情報
日中の第一線の研究者が、中国の構造改革の実像に迫る!短期的な経済の動向だけでは中国の実力は判断できず、中国指導部が目指す方向を見誤ると、将来は予想できない。本書は日中の第一線の研究者がテーマ別に分析、2020年の「100年目標」達成に向けて現在、中国の指導部が何を考え、どのような方向に導こうとしているのかを明らかにする。
第1章 「新常態」の中国と改革の意味
第2章 中国経済の現状と将来のリスク―2020年までは安定成長を維持
第3章 中央と地方の関係見直す税財政改革―財源調達を多様化,基礎年金の確立も
第4章 段階的に進む金融システムの改革―資本の完全自由化には慎重姿勢も
第5章 国有企業改革,市場経済化の焦点に―微妙に揺れる政府の姿勢,進展に時間
第6章 人口問題,少子高齢化への挑戦―カギ握る戸籍・定年制度改革の成否
第7章 2017年党大会と習近平政治の今後―独自色打ち出し,闘争を乗り切る
第8章 中国の外交,積極展開で影響力拡大―「一帯一路」で広域協力圏を構築
第9章 環境問題と向き合う中国―関連産業の育成で巨大市場が出現
第10章 世界の中の「日中関係」―2020年に向け信頼築き「王道」を
第11章 中国ビジネスの将来像―成熟化,高度化の波を捉えよう
終章 第13次5カ年計画の概要
厳 善平[ゲン ゼンヘイ]
湯浅 健司[ユアサ ケンジ]
日本経済研究センター[ニホンケイザイケンキュウセンター]
内容説明
短期的な経済の動向だけでは中国の実力は判断できず、中国指導部が目指す方向を見誤ると、将来は予想できない。本書は日中の第一線の研究者がテーマ別に分析、2020年の「100年目標」達成に向けて現在、中国の指導部が何を考え、どのような方向に導こうとしているのかを明らかにする。
目次
「新常態」の中国と改革の意味―「100年目標」へ避けられぬ構造転換
中国経済の現状と将来のリスク―2020年までは安定成長を維持
中央と地方の関係見直す税財政改革―財源調達を多様化、基礎年金の確立も
段階的に進む金融システムの改革―資本の完全自由化には慎重姿勢も
国有企業改革、市場経済化の焦点に―微妙に揺れる政府の姿勢、進展に時間
人口問題、少子高齢化への挑戦―カギ握る戸籍・定年制度改革の成否
2017年党大会と習近平政治の今後―独自色打ち出し、闘争を乗り切る
中国の外交、積極展開で影響力拡大―「一帯一路」で広域協力圏を構築
環境問題と向き合う中国―関連産業の育成で巨大市場が出現
世界の中の「日中関係」―2020年に向け信頼築き「王道」を
中国ビジネスの将来像―成熟化、高度化の波を捉えよう
著者等紹介
厳善平[ゲンゼンヘイ]
同志社大学大学院グローバル・スタディーズ研究科教授
湯浅健司[ユアサケンジ]
日本経済研究センター副事務局長兼中国室長兼主任研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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田中峰和