内容説明
紀元前の昔に甲骨文字として誕生し、21世紀の現在でも広く用いられている文字、「漢字」。過去数千年にわたる長い間、その誕生と歴史は深い謎に包まれている。20世紀に入り、その謎を古代中国の文化・信仰をも視野に収めて壮大なスケールで解き明かしたのが白川静氏による「白川文字学」。本書では、「白川文字学」の後継者である著者が、漢字誕生の秘密と展開の跡、そしてそのしくみを、イラストと図を用いて体系的にわかりやすく解説している。
目次
序 文字のはじめ
第1章 生から死へ
第2章 からだの記憶
第3章 神のまにまに
第4章 不可視の世界
結び 字の記憶
著者等紹介
山本史也[ヤマモトフミヤ]
1950年、高知県土佐清水市生まれ。大阪府の公立高校国語科教諭であり、文字文化研究所副所長。白川静の最後の直弟子として「白川文字学」の面白さ、奥深さを広く流布するために活躍。講演活動、テレビ出演などもこなす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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