よくわかる脳のしくみ

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  • サイズ B6判/ページ数 223p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784816341731
  • NDC分類 491.371
  • Cコード C0047

内容説明

生存本能をつかさどり、運動機能を調節し、精神活動を行う脳。とくに人間の脳は、他の動物のものよりもはるかに進化しています。思考、創造、喜怒哀楽といった人間らしい心も、すべて脳の活動によって生まれるものなのです。本書では、脳の構造とはたらき、脳と全身をつなぐ神経のしくみ、感覚、記憶、脳を休める睡眠、脳と心、脳の老化とそれを防ぐ鍛錬など、脳に関する幅広い話題をわかりやすく解説しています。また、先端医療や心の病など、最新の脳科学のトピックにも触れています。

目次

第1章 脳の構造とはたらき
第2章 脳と神経
第3章 脳と感覚
第4章 脳と記憶
第5章 脳と睡眠
第6章 脳と心
第7章 脳の老化と鍛錬

著者等紹介

福永篤志[フクナガアツシ]
1992年慶應義塾大学医学部卒業。2002年慶應義塾大学医学部脳神経外科臨床助手。2003年慶應義塾大学医学部研究員として、高次脳機能に関する研究を行う。世界脳神経外科会議(WFNS)で若手脳神経外科医奨励賞を受賞(2001年)。医学博士、脳神経外科専門医。気象予報士の資格も持ち、著書に『天気予報をみて脳卒中を予防しよう!』(碧天舎)がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

陽@宇宙望遠鏡⭐︎星と宇宙とロケットが好き

21
図書館本。ナツメ社って初めて手に取るかも。全編カラーで読みやすい。私は小さな頃からよく頭を怪我することが多いので、色々と感慨深い(笑)脊椎動物の脳の違いが興味深い。鳥は空を飛ぶ複雑な運動が必要な為、小脳の部分がかなり大きい。胎児の脳の急速な成長。受精18日〜脳の元神経板が、7週目には大脳が出来始める、2ヶ月ごろには大脳半球が出現、7ヶ月には大脳新皮質がほぼ完成。9ヶ月で大人と同じ外観に。6歳までには95%にまで成長する。ああ、生命の神秘。利き手で言語中枢の場所が違うとは。ニューロンの章が面白いです。2017/03/28

ぷー

6
脳についてあまり知らない人が、基本を押さえるのに、最適だと思った。図と文章のバランスがよく、文章も、重要な言葉を簡潔に的確に説明している。それを表す図も、とても親切でわかりやすい。脳について、俯瞰的な目を忘れずに、どこから見ている図なのかなど、読み手のための説明にぬかりなく、さすが図解雑学シリーズ。さすがナツメ社、資格も含め、いつもお世話になって感謝してます。2015/11/06

\しおり/

5
脳単独の寿命は男女ともに200歳を超えるらしい。そんな軽い雑学と一緒に、専門知識がオールカラーのイラストでわかりやすくまとめられている。イライラしたら、「あぁ、私の脳の中では今ノルアドレナリンが…」などと冷静に考えられるようになりたい。2014/05/15

ハゲ

3
全ページカラーで脳について広く浅く読みやすい。以前他の本で読んだ内容の復習にもなったし、知らないこともちょいちょいあった。図解雑学シリーズはどの分野も安心して読める。2016/09/12

風斗碧

1
最近「脳挫傷」を間近かで見る羽目になったので読んでみた。お母さんのお腹の中で脳が出来る過程で爬虫類的な「ワニの脳」と単純な哺乳類の「ウマの脳」が出来てから「ヒトの脳」が出来ていくというのはとても面白かった。人間ってのは色んなものの複合体で出来ているんだな。2017/07/30

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