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フランス語・イタリア語・スペイン語が同時に学べる本

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  • サイズ A5判/ページ数 255p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784816340963
  • NDC分類 850
  • Cコード C2087

内容説明

フランス語・イタリア語・スペイン語はロマンス語といって、もとは一つの言葉=ラテン語(ローマ帝国の公用語)でした。このため、文法や単語の語彙、男性・女性などはほとんど一致します。そこで学習法としては、この3つを一度に覚える方が効率的で簡単です。たとえばフランス語ではテーブルのことをla table=女性のように、冠詞付きで覚えなければいけませんが、イタリア語ではtavola、のように語尾がaなら女性になります。ですからフランス語だけを覚えるよりイタリア語と比較して覚えた方が簡単なのです。この学習法はラテン系の言語を学ぶさまざまな人が実践しているわりに、あまり知られていません。本書は、ラテン語、ポルトガル語、ガリシア語、スペイン語、カタルーニア語、フランス語、イタリア語、ルーマニア語に精通した著者が、この学習法のエッセンスをレッスン形式で具体的に教えてくれます。

目次

アルファベット
発音 フランス語・イタリア語・スペイン語
名詞の性
名詞の複数形
定冠詞
形容詞
不定冠詞
物を指し示す表現
不規則動詞 ^etre,stare,estar
不規則動詞 ^etre,essere,ser〔ほか〕

著者等紹介

伊藤太吾[イトウタイゴ]
1943年12月生まれ。大阪外国語大学地域文化学科ヨーロッパ3講座教授。南欧地域文化専攻(スペイン語専攻)。大阪外国語大学大学院外国語学研究科修士課程イスパニア語学専攻修了(1972年3月)。文学修士(大阪外国語大学、1972年)、文学博士(ブカレスト大学、1986年)。専門分野はロマンス言語学。ラテン語、ポルトガル語、ガリシア語、スペイン語、カタルーニア語、フランス語、イタリア語、ルーマニア語の通時的・共時的比較研究。日本ロマンス語学会理事・編集委員、日本イスパニヤ学会会員、文化功労賞(ルーマニア社会主義共和国、1982年)、功労賞(ルーマニア国、1998年)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

チャーリブ

38
再読本。この先生の著作は何冊か読んでいますが、ロマンス語の大家です。どの本でもそうですが、大量の例文で紙面が埋め尽くされていて圧倒されます。代表的ロマンス語の比較ですが、文法にしても例文にしても似てはいるものもそれぞれ差があって混乱します。題名のように3言語を「同時に」学ぶのは普通人には到底無理でしょう😓。ざっと3言語を見比べるには面白い1冊。今回はカタルーニャ語との比較で読みましたが、動詞活用がなぜこんなにシンプルになったのか興味深いです。ロマンス諸語との比較には重宝します。2023/02/11

Iwata Kentaro

7
読了は3回目、いや、4回目?少しずつだけど苦痛なく読み通せるようになってきました。接続法も怖くない。怖くないけど、身についてない、まだ。2019/03/03

N

4
欲張りな本。元の言葉が一緒だからってさすがに同時に理解するのは無茶だろう……。どれか一つの言葉を覚えた後なら、比較しながら覚えられるのでいい参考になるんじゃないかなという感じ。ざっくりこの3つが似てるとわかっただけでもよしとしよう。2016/11/02

鈴音

2
図書館で借りる前に目次をチェックするべきであった。文法が学べる本であり、語学学習の本としてはちょっと違うかなとがっくし。2014/02/21

kameyama keigo

1
イタリア語の項目は一切見てませんが、一通り目を通しました。 スペイン語の表記が若干怪しいのが少し悲しいですが、フランス語とスペイン語の対応表を頭のなかでつくるにはすごく良い本です。

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