日蓮

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  • サイズ B6判/ページ数 239p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784816339455
  • NDC分類 188.92
  • Cコード C0015

内容説明

末法思想のはびこる時代に、今を生きる人々を救済する仏教として、法華経を広め、日蓮宗を興した日蓮。国家権力に屈することなく、僧として為政者を正し、自己の信仰を貫き通した彼の生涯を紹介する。美文家とよばれる日蓮の文章を平易な現代語に訳して数多く紹介する他、「大難四度、小難数知れず」といわれる法難をくぐり抜けた日蓮にまつわる伝説などをイラストや写真を用いて解説する。

目次

第1章 日蓮誕生
第2章 稚児から出家者へ
第3章 諸国遊学
第4章 法を広める者
第5章 現世に仏国土を
第6章 日蓮は泣かねども涙ひまなし
第7章 佐渡の日蓮(佐渡期)
第8章 身延の日蓮
第9章 池上の日蓮
第10章 日蓮以後の日蓮教団
第11章 法華経とは?

著者等紹介

藤井寛清[フジイカンセイ]
1948年3月6日生まれ。東京デザインカレッジ(漫画科)入学。67年、身延山短期大学入学。70年立正大学仏教学部宗学科に編入、71年卒業。74年より京都妙顕寺塔頭十乗院住職。現在、法務のかたわら、各種新聞雑誌に切り絵・カット・劇画等を掲載
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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がんぞ

3
鎌倉仏教の出現で、大和民族ははじめて「民族の宗教」を持った(by司馬遼太郎)。「神道(しんとう)」なるアニミズムに大乗仏教の論理性、奈良時代からつづく肉食禁止・殺生嫌悪(恨みを残して死んだ霊は祟るという感覚)は貴族の救済、1052年、「末法」=法滅の時代に入った、との絶望感を救う法然の捨閉擱抛の念仏、道元の仕官打座、一遍の踊念仏の恍惚…そしてプロテスタント宗教改革のように、日本史上に例を見ない強烈な一神教的宗教家、日蓮が登場。承久の乱の翌年の生れで後鳥羽上皇落胤説あり。政治的関心の高さは関東的?武士出身?2015/10/17

きよりん

0
私は全く知識がないので、この本でもいっぱい、いっぱいになりました……。本当に初歩的な話だと思います。でも読みやすかったです。2023/02/13

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