出版社内容情報
19世紀イギリスの経済政策の正統であるマンチェスター派に対して,異端として軽視されてきたバーミンガム派が存在した.その経済思想に現代的関心から新たな光をあて,今日的可能性を探る.
内容説明
19世紀イギリスの異端の経済思想、バーミンガム派に現代的関心から新たな光をあて、その思想の今日的可能性を探る。
目次
第1章 ナポレオン戦後の「不況の経済思想」
第2章 アトウッドの通貨制度改革運動
第3章 バーミンガム派と農業家エコノミスト―「インフレーショニズム」の普及
第4章 1825年恐慌後の貨幣・銀行改革論
第5章 通貨改革と初期社会主義―二つのオルターナティヴ思想
第6章 異端の経済政策思想―1840年代のバーミンガム・エコノミスト
第7章 反金本位法同盟―もう一つのイギリス経済政策思想
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