内容説明
混乱と熱狂の戦国時代。安定をむさぼった江戸時代。日本中が鳴動した幕末。剣客たちはひたすら一剣を磨き、剣の力で時代を変えようと疾走した。やがては時代に忘れられ、取り残されながらも、ひたすら剣に生き、剣に死んで行った強者たち。彼らは歴史に何を残し、我々に何を語りかけるのか。本書では１００名を超える剣豪のエピソードを紹介し、複雑な人間関係や事件、１５に及ぶ諸流派の剣技を、豊富なイラストで解説する。
目次
序章 剣と剣術
第１章 草創期の人々
第２章 戦国乱世の開祖たち
第３章 江戸期の名人・達人
第４章 幕末の剣士たち
第５章 歴史を騒がせた剣客
第６章 名人の逸話
第７章 武術の達人たち
第８章 奥義１５選
著者等紹介
加来耕三［カクコウゾウ］
１９５８年、大阪市生まれ。奈良大学文学部史学科卒業。同大学文学部研究員を経て、現在は作家・歴史家として独自の史観にもとづく著作活動をおこなっている。『歴史研究』編集委員
岸祐二［キシユウジ］
１９６１年、秋田県生まれ。出版社勤務の後、フリーランスとなる
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ろぐすけ
0
知らない人が多かった。宮本武蔵が最強だと思ったけど、上泉伊勢守秀綱って人が日本最強剣士なんだって。知らん。2013/03/11
Masato Jin
0
多少微妙な人も混ざっているが、色々な剣豪が登場。やはり江戸の剣豪が魅力的。 実力よりも道場の経営者としての才覚があったりもするが、その中で抜きんでたのは中村半次郎。 この人の居合、半端ない！ 斬られた人が気づかない居合ってありえない！！ 自分の中ではこのメンバー中最強キャラでした。 半次郎が主人公の小説が読みたくなってしまった。2012/12/10
いきもの
0
わかりやすいがすぐ忘れそうないつもの図解雑学。豊臣秀吉とか徳川家康とかどうでもいい人にページを割くならもっと別な剣豪をピックアップしろよと。2010/10/03
