内容説明
本書は、統計を正しく理解できるよう、統計データの整理の仕方から推定や検定の方法に至るまで、基本的なことがらを中心に、豊富なイラストとやさしい文章で解説した。
目次
1 統計の初歩
2 さまざまな確率分布
3 母集団と標本
4 区間推定の方法
5 母数の仮説検定
6 適合度と独立性の検定
著者等紹介
丹慶勝市[タンケイカツイチ]
1947年名古屋市に生まれる。1969年名古屋大学理学部物理学科卒業。1974年東京教育大学(現筑波大学)大学院理学研究科物理学専攻博士課程修了。琉球大学理工学部助手などを経て、1990年から松阪大学政治経済学部(現政策学部)教授。理学博士。専門はメゾスコピック系物理
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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ヴェルナーの日記
118
どうやら今の自分は”理系脳”が機能不全に陥っている。今一度鍛え治すため本書を手にした。「懐かしい…… 何もかもが懐かしい……」(宇宙戦艦ヤマト・初代艦長沖田十三の談)ではないが、学生時代に習いました。確かに習ったという記憶はあるが中身を忘れている!?そもそも”母数の仮設推定“の個所で挫折した嫌な記憶が蘇ってきてしまった (''◇'')ゞ ”帰無仮説”と”対立仮説”、それを判断する”棄却検定”が理解できなかったんだよね。 2017/03/05
ゆう
4
ものすごくわかりやすいのだと思うのですが、私の脳では理解に限界が。。。2021/01/12
Ucchy
2
統計の知識は常々に気になっていたので読んで良かった。期待値と平均の違い、メディアン、モード、分散、標準偏差、度数分布など初歩的なことも勉強になった。確率分布は2回読んで概略分かった感じ。カイ二乗分布、t分布はよくは分からず。母集団、標本、区間推定はカイ二乗、t分布をちゃんと分からないと理解が先に進まない。仮説検定も。適合度検定、独立性検定は今後の課題。実際に統計解析を実習することがさらなる理解のためには必要かと思う。記述・推測統計、大数の法則、中心極限定理、点推定、母標準偏差、帰無仮説、両側検定、有意水準2018/02/14
Karubi
2
絵がわかりやすい
yori
2
★★★★★ とても分かりやすかった。それにしても帰無仮説やら仮説検定やらなんてまどろっこしいんだろ^^;2011/03/31
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